今秋ドラフト1位候補の創価大・田中正義投手(3年=創価)が、3月に行う侍ジャパン強化試合の参加を見送る見込みなことを13日、大学関係者が示唆した。前日12日、招集される予定だった日本-台湾戦(3月5日ナゴヤドーム、同6日京セラドーム大阪)への出場を辞退する可能性が浮上していた。

 この日、八王子市の同大グラウンドで、本人は対応しなかったものの、同大の企画室が経緯を説明。企画室の植田副課長は「2月5日に肩に疲れが出ました。病院でみてもらい、医師からは『特に問題ない』と言われましたが、6日間投げることをストップしたことで、無理な調整はさせたくないという(岸)監督の判断です」とした。田中は既にキャッチボールを始めており肩の不安はないが、調整に遅れが生じたことは否めず、出場については厳しい状況だ。