右肘手術のためB組で調整中のソフトバンク柳田悠岐外野手(27)が、指名打者でシーズン開幕を迎えることが濃厚となった。

 この日はB組と社会人新日鉄住金かずさマジックとの練習試合に4番・指名打者で出場。四球、二ゴロと2打席で交代。その後、視察に来ていた工藤監督と約10分、今後のことなどを話し合った。

 工藤監督は「スケジュールのことを話した。本人が大丈夫というまで待たないといけない。パには幸いなことに指名打者がある。そういう手もある」と、考えを明かした。柳田は右肘に張りを感じ、11日からノースロー調整を続けている。

 だが、打撃には影響はない。柳田は「そろそろ(状態を)上げていかないといけない」と話す。1軍の投手にも慣れていく必要もあるため、早ければ23日ロッテ戦(アイビー)からの5試合ある練習試合でA組に合流。そのまま、3月は指名打者でオープン戦に出場し、右肘の回復を待ちながら打席数を重ね開幕に備える。