広島大瀬良大地投手(24)が21日、右肘違和感のため3月の侍ジャパン強化試合(台湾戦)を辞退した。20日のブルペン投球で違和感を訴えた。侍ジャパンの小久保裕紀監督(44)には同日夜に電話で連絡し、小久保監督が視察した巨人とのオープン戦で緒方孝市監督(47)が正式に伝えた。

 この日予定していたシート打撃登板は回避。キャッチボールを行わず完全ノースローで調整した。「侍もあるけど、カープの一員として迷惑はかけるけど、最小限に食い止めるのはどうしたらいいか考えた結果」。今日22日に広島に戻り、精密検査を受ける。シーズン開幕も絶望的で、2年目のクリス・ジョンソン投手(31)の開幕投手が決定的となった。