日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性ジョッキーの藤田菜七子騎手(18)が17日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムで行われたプロ野球日本ハム-ソフトバンクのオープン戦で、自身初の始球式に臨んだ。球場に近い競馬学校に所属していた1月に、日本ハムの新人選手との交流会に参加したことがきっかけで実現した。

 ワンバウンドした投球に「0点です。とても緊張した」と初々しく振り返り、マウンドで初めて対面したという日本ハムの大谷翔平投手の印象について「野球に人生をかけていてすごいと思った。本物の大谷選手に感激した」と笑顔で話した。