広島先発の黒田博樹投手(41)が、ソフトバンク柳田に先制2ランを含む3打点を喫するなど4回5失点で降板した。

 1回1死二塁から柳田に内角を狙った直球系の球が甘く入り、左中間スタンドに運ばれた。3回には1番からの連打で無死一、二塁となり、再び柳田に一塁を強襲する適時打を浴びた。さらにルナの失策で満塁となると、松田に押し出し四球。内野ゴロで失点を重ねた。この回だけで球数は31球。4回終了時点で78球に達し、降板となった。

 試合前に「よりシーズンに近い投球をしたい」と話していたが、4回7安打5失点(自責3)と不安が残る結果に終わった。「限られた日数で修正していきたい」。黒田は3月26日、開幕2戦目DeNA戦(マツダスタジアム)の先発が見込まれる。