今秋ドラフト候補の大院大・堀田晃投手(4年=松山商)が京産大打線を散発3安打に封じ、10奪三振で完封した。

 大学通算12勝目で7度目の完封勝利。今季初カードの龍谷大戦(9日・明石トーカロ)は3失点完投負けだったが「練習からチームの先頭に立ってやるようにしてきました」と切り替え、好結果を出した。西山正志監督(64)も「上(プロ)で野球をやりたいのなら、今節がラストチャンス」と叱咤(しった)していた。視察した楽天愛敬スカウトも「しっかり低めをついて投げられている。ドラフト候補として面白い存在」と評していた。