青学大のドラフト上位候補に挙がる鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)が大学通算10勝目を挙げ、チームも先勝した。

初回から150キロ超えの真っすぐを軸に3者凡退に抑えると、リズムに乗った。伸びのある真っすぐにカーブ、チェンジアップで8回を投げ3安打無失点に抑え、布施東海投手(4年=二松学舎大付)につなぎ、完封リレー。「0で抑えたのは評価していいんですが、今日はボールの調子的にはちょっとスピードを意識したり、強いボールを意識しすぎたせいで、少し歯車が狂ってしまった」。3回からは、ストライク、ボールがハッキリし、結果的には被安打3も、2四球も含め、苦しい展開を作った。「ストライクからボールになる変化球だったり、そういう細かい変化球をもっと突き詰めていかないと」。カーブと、テンポのいい投球で修正。安藤寧則監督(48)も「悪いなりに、うまくまとめられるのはさすが」と、エースの投球をたたえた。

これで開幕3連勝も、エースに気の緩みはひとつもない。「どこかで絶対に僅差の試合がくる。そこで今まで以上の自分の力を発揮できるように。勝ってるからこそ気を引き締めてやっていきたい」。リーグ史上初の7連覇を狙う青学大には、少しのスキも見当たらない。