阪神が中日に快勝。開幕5カード連続勝ち越しを決め、12球団最速でシーズン10勝に到達した。森下翔太外野手(25)、大山悠輔内野手(31)、佐藤輝明内野手(27)が初のアーチそろい踏み。要所でホームランの得点が効いた。

   ◇   ◇   ◇

プロ同士がやってるんで失礼だが、格が違う。森下、佐藤、大山にしても打てる球を打ってますよ。高めの真っすぐ。あれこれ考えとったら、高めはなかなか手が出ないんだよ。だけど、ここだと思って打てる球を打ってる。あれこれ打とうとしないもんだから、打てる。シンプルだよ。9回に打った佐藤の本塁打はわかりやすい。真っすぐしかないと思っている。

私が相手チームの監督でサイン出すんだったら全部内角に構えさせるよ。まっすぐもフォークもスライダーも全部内角に構えさせる。そしたらまた打撃もおかしくなる。それぐらいしないと、もう勝負にならないよ。やっぱりこの強力な打線はなかなか簡単には抑えられない。

佐藤は昨年40発打って今年はどうか注目されている。私から見ると変わらないね。やっぱりみんないいバッターっていうのはセンター方向にしっかり打つんだよ。大谷翔平でもそうなんだ。投手のボールっていうのはセンターから来るわけだよ。レフトから投げてくる、ライトから投げてくるというわけじゃない。センターから投げてくるから、センター中心に打ち返すのがバッティングの理屈だよ。

今日は主軸がそろい踏みしてチーム2桁安打のゲームだったけど、蚊帳の外だったのが1番近本だった。5度打席に立ってヒットはなかった。だけど、みんなが打ってるときに打つ必要なんてないんだよ。また、誰かが打たないときに近本が打つだろう。そうなると全員そろってダメになるという期間は少なくなる。

固定してるから打つのか、打ってるから固定してるのか、それはわからない。だけどこの打線は強力だよ。2年続けてリーグ優勝っていうのは、そう甘いもんじゃない。私も開幕前の順位予想を2位にした。だけど一番しっかりしているのはタイガース。それは間違いないですよ。(日刊スポーツ評論家)

中日対阪神 1回表阪神2死、森下はソロ本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
中日対阪神 1回表阪神2死、森下はソロ本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
中日対阪神 2回表阪神無死、本塁打を放つ大山(撮影・森本幸一)
中日対阪神 2回表阪神無死、本塁打を放つ大山(撮影・森本幸一)
中日対阪神 2回表阪神無死、大山(左)はソロ本塁打を放ち祝福を受ける(撮影・上山淳一)
中日対阪神 2回表阪神無死、大山(左)はソロ本塁打を放ち祝福を受ける(撮影・上山淳一)
中日対阪神 9回表阪神1死三塁、2点本塁打を放つ佐藤(撮影・上山淳一)
中日対阪神 9回表阪神1死三塁、2点本塁打を放つ佐藤(撮影・上山淳一)
中日対阪神 9回表阪神1死三塁、2点本塁打を放ち森下(右)とポーズを決める佐藤(撮影・森本幸一)
中日対阪神 9回表阪神1死三塁、2点本塁打を放ち森下(右)とポーズを決める佐藤(撮影・森本幸一)