DeNAは、横浜高校出身者が大活躍した。9人中5人が地元名門高というユニークな打線。まずは石川雄洋内野手(29)が1回に左翼ポール際へ1号先制ソロ。「ボールが跳ね返ってきたので、必死に走りました」と苦笑い。

 初めて3番に入った乙坂智外野手(22)は1点差に詰め寄られた7回1死満塁から貴重な2点適時打を中堅にはじき返した。「やってやろうという気持ちでした。流れが悪い中で満塁。必死に頑張りました」と笑顔を見せた。

 筒香嘉智外野手(24)は貫禄十分だった。3回に内野ゴロで1点。6回にはバックスクリーン右横へ両リーグトップに並ぶ8号ソロをたたき込む。さらに7回には乙坂に続いて右前に適時打を放った。「4番はランナーを返さないといけない。必死に塁に出ている選手のことを考えて打ちたい」と、これからもチームを勝利に導く打撃を続けていく。