セ、パ両リーグは2日、ホームとビジターの対戦が一通り終わった第1クール終了時点(4月28日)の入場者数を発表した。

 前年同期比でセ・リーグが0・9%増で1試合平均3万586人。昨年優勝したヤクルトがトップの10・9%の伸び率を示し、1試合平均では1万9533人から2万1666人となった。次いでDeNAの9・3%、巨人の8・7%、中日の1・3%となった。阪神は-0・8%と微減、昨年「黒田効果」で爆発的な伸びを示した広島は-6・1%となった。

 パ・リーグの入場者数は5・8%増の2万4243人。その中でロッテが29・6%と突出した伸び率を示した。1試合平均では1万5201人から1万9704人で、好調なチーム成績や好天の影響があるとみられる。次いで楽天の14・9%、西武の10・2%、日本ハムの2・9%となった。オリックスは-1・9%、ソフトバンクは-6・7%で、熊本地震の影響でヤフオクドームでの試合が中止となったことなどが影響したとみられる。

 また試合時間も発表された。9回試合で昨年同時期と比べた場合、セ・リーグは2分短縮され3時間7分。パ・リーグは9分長い3時間15分だった。