日本ハムのドラフト2位ルーキー加藤貴之投手(23)が、6回途中無失点の好投も2勝目はならなかった。

 得点圏に走者を許したのは2、6回の2度のみ。2回1死一、二塁で、鈴木をスライダー、田村をフォークと変化球を駆使して打ち取り無失点に抑えた。1点リードの6回1死二塁で、勝ち投手の権利を持って降板したが、7回にチームが同点に追いつかれた。

 球数66球もピンチを背負っての降板となり「前回(19日ソフトバンク戦)よりかは、ちゃんと準備をして投げられたと思います。やっぱり先頭打者を出してしまうと、こういう流れになってしまうので、そこは反省したいと思います。流れに乗り切れる投球が出来るよう勉強していきたいです」と今後への糧にしていた。