広島が1点リードを守り、今季2度目の4連勝。

 昨季8月に続き、マツダスタジアムで巨人戦3連戦3連勝を飾った。緒方孝市監督(47)の試合後の談話は以下の通り

 -九里が頑張った

 緒方監督 立ち上がりの失点は別にしてね。2点目も松山の守備があるからとやかく言うつもりもない。しっかり先発としての仕事を果たしてくれた。合格点です。

 -前回は不安定だったが

 緒方監督 前回はフォームばっかり気にして、まったく腕が振れていなかった。思ったところにも投げられていなかったけど、今日はしっかり腕が振れていた。またイソ(磯村)とのコンビのなかでも、カットボールに頼るのではなくて、内角にもツーシームを投げ込んでいたし、そういうバランスのいい配球も見られた。しっかりと投げ分けていた。次は交流戦か。このバッテリーでいってもらいましょう。

 -攻撃陣も無安打で勝ち越した

 緒方監督 まずは九里が失点した後にも、すぐ、キク(菊池)の本塁打で追いついたでしょう。そしてその次にすぐ追い越せた。それが大きかったね。6回ももらったチャンスだったけど、安部がね。本当にいい打撃をしてくれた。接戦をとれたのは大きいね。

 -守備面でも投手を助けられている

 緒方監督 今年もずっと、センターラインを始め、守り勝つ野球というのを目指してやっている。そのなかで気の抜けたプレーはないし、投手を助けられているというのは大きい。

 -巨人戦3連勝

 緒方監督 連勝は気にしていない。とにかく今は1戦1戦のなかで、自分たちの目指す野球が出来ているか、というところなのでね。ナイスゲームでしょう。本当にそれだけです。