強竜打線あらため「エコ打線」? 中日が7安打すべてを点に絡める効率のいい攻撃で6点を奪い、連敗を2で止めた。

 2回は杉山の2点三塁打、3回は平田の二塁打、4回は大島の三塁打に荒木の中前打とタイムリー4本。5-5に追いつかれた直後の7回にはナニータが決勝犠飛を打った。大島を5試合ぶりに1番、ナニータを約1年ぶりの3番に入れるなどした打線の組み替えが奏功した。

 横浜(現DeNA)時代の98年に、同じくどこからでも安打が出る「マシンガン打線」の一員として日本一に貢献した谷繁元信監督(45)は「機能してくれましたね。大島を1番で考えたら並びをどうすればうまくつながるかと考えた」と、してやったりだ。