近畿地方の梅雨入りより先にオリックスの自力優勝が消えた。

 昨年の54試合より4試合早い50試合だ。「打てないですね、なかなか…」と福良監督の顔に苦悩の色がにじんだ。エース金子を立てたが、序盤の守備のミスもあり失点が響いた。5年ぶりの巨人戦勝利を逃した金子は「打たれて点を取られるならまだしも、やるべきことをやらずに相手に点を与えてしまい、申し訳ないし後悔しています。今後そういうことが絶対にないようにしっかりやっていきます」と引き締めた。