2年連続出場の東海大北海道(札幌学生)が昨年に続き初戦を突破した。

 初出場の環太平洋大(中国学生)から1回に3点を先制。6回に同点に追いつかれたものの、9回に勝ち越し点を奪い、競り勝った。

 プロ注目のエース水野滉也(4年=札幌日大)が7安打2四死球3失点で完投し、自身全国初勝利を挙げた。昨年2回戦の早大戦では先発したものの2回0/3で5安打5失点(自責2)で降板。「昨年の負けが自分を変えた」と、雪辱を誓って立った東京ドームのマウンドで踏ん張った。

 今季リーグ戦では6試合に登板し防御率0・21の安定感。「自分が投げる時はマウンドを降りるつもりはない」と強気を貫く。2回戦は立命大(関西学生)と対戦する。