西武が逆転負けで、今季2度目の5連敗となった。

 2点リードの6回に、高橋光が無死満塁から銀次に右翼線二塁打を浴び3失点。毎回先頭打者を出塁させての痛恨の一打に、田辺徳雄監督(50)も「毎回先頭ランナーを出してピンチをつくっていたらね…。今日はカツカツだった」と厳しい表情だった。

 ベンチ入り野手全員を起用したが、あと1点が遠く、借金はワーストタイの9。5位楽天とは0・5ゲーム差に迫られ、「(勝率)5割に戻してから、バタバタと勝てない。これだけ負けが込んだら、ここまできてしまうのは当然のこと。勝っていてもひっくり返されるパターン。この流れを何とか変えていきます」と力を込めた。