広島黒田博樹投手(41)が23日、今季7勝目を挙げ日米通算200勝を達成した。阪神相手に7回を投げ被安打5、無失点。今季最多の9三振を奪った。
200勝は国内では過去24人が達成。日米通算での達成は近鉄と米大リーグのドジャースなどで活躍した野茂英雄に次いで、日本人選手2人目。
試合後のヒーローインタビューは次のとおり。
-この大歓声。率直な気持ちを
黒田 ありがとうございます。一番は本当にホッとしてます。
-200勝に王手をかけてから3試合目
黒田 たくさんのファンの方が集まってくれて。来ていただいたファンの方の前で今日決める、という気持ちでマウンドにあがってました。
-スタンドの歓声は届いていたか
黒田 いつも声援に背中を押されて、心が折れそうな時でもマウンドに行く気持ちを常に持たせてもらって、本当に感謝しています。
-7回無失点、気迫のピッチング
黒田 (チームの)みんなが何とか勝たせてあげたい、という気持ちがすごく伝わってきてて。若い選手が多いんですけど、選手に引っ張られて何とか勝つことができたと思います。
-広島に戻ってきて、本拠地マツダスタジアムでの達成
黒田 まさかこういう日を迎えられるとは思ってなかったのでうれしく思ってます。
-ウイニングボールはどうする
黒田 一応持っておきます。
-積み重ねた200勝
黒田 自分自身、本当に実感がわかないというか、そこまで勝てたのかなという気持ち。日本に限らずアメリカでも数多くのサポートがあってここまでこれたと思っています。
-今後の目標
黒田 チームのために201勝目を目指して明日から準備して、そして大きな目標に向かって、チーム全員で戦っていきたいと思っています。
-ファンへ
黒田 最高のチームメイトと最高のファンの前で、そして最高のマツダスタジアムでこういう節目の勝利を挙げることができて、自分自身感動しています。本当にありがとうございました。