ロッテは延長12回にサヨナラ負けした。

 1死二、三塁で岡島を敬遠。満塁策を選択し、藤田にゴロを打たせたが、投手松永が打球をつかみ損ねる適時失策で敗れた。

 先発関谷が序盤3回までに3本塁打を打たれ、最大4点をリードされた。だが、中盤は救援陣が0でつなぎ、7回に同点に追い付いた。ただ、8回以降は楽天の救援陣の前に追加点を奪えなかった。特に、9回からの4イニングは完璧に抑えられた。

 伊東勤監督(53)は「しのいで、しのいで、何とか粘ってくれたけど。(9回以降に)1人でも走者が出れば違った」と、悔しそうに振り返っていた。