中日が得意のナゴヤドームで今季初めて同一カード3連敗を食らった。これで借金はワーストを更新する10になり、ヤクルトに抜かれて5位に転落した。

 逆襲への起爆剤に期待されたドラフト1位小笠原が6月16日以来、プロ4度目の先発を務めたが、5回3失点で逆転を許した。打っては4番ビシエドが後半戦初安打となる先制適時打。だが、拙攻が目立ち、反撃は2点までに終わった。谷繁元信監督(45)は落ち込む一方のチーム成績に「現実として受け止めないといけない。常に前を向いてやっていくしかない」と、言葉に力を込めた。