阪神鳥谷敬内野手の連続フルイニング出場が667試合で止まり、金本知憲監督が試合後に説明した。

 「(これまで)2、3回、話をしたかな。メンタル的なこともあったし、調子そのものも、外れることが本人のためでもある。自分自身のためとチームのため。最後は、これ以上、トリをさらし者みたいにするわけにいかない。彼もまだ若い。35歳。ベテランではない。中堅だから。体も若いからね」。

 今後の鳥谷起用法については「時間を置いてベンチから見るとか、闘志というか、メンタル的なものが出てくるまではね」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -監督は現役時代にフルイニング出場を続けた

 金本監督 フルイニングは関係ない。フルイニングは(トップまで)あと6年ある。そういうことを言うほうがおかしい。

 -結果が出た

 金本監督 たまたまタイムリーが出たけど、それはどうやろうね。

 -ベンチでも明るく、前向きだった

 金本監督 見せていかないとね。そういう(ベンチからの)経験はないだろうし、いい経験だと思う。