阪神岩貞はフォーム修正からのV字回復を狙う。今日26日ヤクルト戦で出場選手登録され、後半戦初先発を果たす予定。中15日でのマウンドとなるが「しっかり試合に臨む準備はできています」と目をギラつかせた。

 初めて開幕からローテを守る疲労も隠せず、前半戦は5連敗フィニッシュ。上からたたくフォームを体に染みこませるため、この日は左肘を高く上げてキャッチボールする場面もあった。

 「腕の振りが横にならないように気をつけてやっています。キャッチボールは特に大げさに、マウンドで投げる以上に(肘を高く上げることを)意識しています。じゃないと試合では投げられないので」。

 甲子園のマウンドでシャドー投球も行い準備は万全。6連戦の初戦を託され、「気持ちが空回りしないように。先頭を打ち取ることに集中したい」とプランを練った。