日本ハム斎藤佑樹投手(28)が乱調で、無念の2軍での出直しが決まった。

 今季初勝利を狙って先発したが、制球に苦しんで2回までに5失点。4回に2死から単打、四球でピンチを招いたところで、降板が告げられた。「最初からちょっと自分の投球ができなかった」と修正が効かず、3回2/3を5失点で今季初黒星。

 試合を作ることができず「チームがノッている時に、そういうことができなかったので悔しい」と、自分を責めた。

 栗山英樹監督(55)は試合後、再調整となることを通告し、厳しい言葉で鼓舞。期待が大きかっただけに「勝負にいって打たれるのなら、いいけれど…。自分ができることを精いっぱいやり切ったのならいい」と、物足りなさを嘆いていた。