広島黒田博樹投手(41)も連敗を止められなかった。5回94球、今季ワースト11安打を浴びて3失点。7敗目を喫した。

 1回裏に味方打線が2点を先制するも、投球で流れを引き寄せることができなかった。1回から毎回安打を許す投球が続き、2回は2死から下位打線が絡んだ3連打で失点。5回は無死三塁からクリーンアップに3連打を浴びて逆転を許した。

 5回を投げ終えた右腕は、グラブをベンチにたたきつけて悔しさをあらわにした。「毎回走者を出して苦しい投球になった。流れ的にリズムが悪く、こういう投球になった」。チームの連敗が今季ワーストを更新する4連敗となり、黒田は自分を責めた。