17日に発売する新曲「金の愛、銀の愛」で初めて選抜メンバーに入ったSKE48日高優月(18)が始球式を行った。ピンクの中日のユニホームを着て登場。振りかぶる大胆な投球フォームで投じたが、大きく左に外れワンバウンドした。

 小学1年からSKE48に加入するまで週に1度はナゴヤドームで観戦していたというサウスポーの日高は「(中日OB)山本昌さんに近づけようと思ったんですけど。昨日、遅くまで父に教えてもらいました。腰の開きが早いとか、真っすぐ投げろとか」と、野球指導経験のある父からアドバイスを受けマウンドに向かった。「力が入りました。こんなないチャンス、何とか届けようと思ったんですが」と悔しそうに語った。得意の野球ものまね、中日リカルド・ナニータ外野手(35)が内角球を避けるしぐさも披露した。

 始球式前にはSKE48で「金の愛、銀の愛」と「パレオはエメラルド」の2曲をお披露目。センターの松井珠理奈(19)は「前回の新曲発売のときには私が始球式をさせてもらった。毎回恒例になれば幸せだなと思います」。松井は3月30日に始球式を行った際に推しメンにドラフト1位小笠原慎之介投手(18)を挙げた。日高も応援している選手に同学年の小笠原を挙げ「甲子園のときから見ていました」と熱弁。松井は「ライバルだね」と応戦した。