日本ハム鍵谷陽平投手(25)が試合前の吉報に大喜びした。

 18日、夏の甲子園で母校・北海(南北海道)が88年ぶりのベスト4を決めた。試合序盤はテレビ観戦していたが、オリックス戦の試合前練習のためグラウンドへ。「トレーナーの方が随時、知らせてくれた」と、試合速報を耳にしながら汗を流した。練習を終え、ロッカールームに戻った時は9回の攻防。勝利の瞬間を見届けることが出来た。「勝った瞬間は、うれしくて声が出ました」と興奮した。

 鍵谷は08年夏にエースとして甲子園出場も初戦敗退。8年前に味わった悔しさを晴らす後輩らの躍進に「疲れているとは思うけど、明日の休みにコンディションを整えて、いい試合をしてほしい」と、20日に行われる準決勝突破を期待していた。