日本ハムが追い風を生かせず、首位奪還はならなかった。デーゲームでソフトバンクが逆転負けを喫し、勝てば3日ぶりの首位だったが、ライバルと同じく逆転負けを喫した。

 中盤6回までに田中賢、中田の適時打で2点リードを奪った。先発のルーキー加藤は5回まで無失点と奮闘も6回、メヒアに逆転3ランを献上。8回には2番手鍵谷も失点と2点のビハインドをつけられた。最終9回に中田が2戦連発の19号ソロ本塁打で1点差に詰め寄ったが、そのまま押し切られた。

 栗山英樹監督(55)は「勝ちにいった試合だったので、悔しかった。もう1点取れれば良かった」と嘆いた。