巨人が2年連続でリーグ優勝を逃した。広島に4-6で敗れた。球団史上、目の前で相手に優勝を許すのは通算7度目だが、本拠地では52年のフランチャイズ制施行後は3度目の屈辱だった。見たくない光景だった。

 歓喜の輪を背に、ナインは引き揚げ、ベンチは無人となった。高橋監督は「これでシーズンが終わるわけじゃない。まだ振り返るときではないと思う。やるべきことは、まだまだある」と話した。