「純白ユニ」で勝負! オリックスが来季のユニホームをリニューアルすることが12日、分かった。胸の球団名の文字部分はほぼ同じなどデザインはマイナーチェンジにとどまりそうだが、特徴的なのはホーム用のカラー変更だ。現在は黄色がかったアイボリーホワイトが基調となっている。これを来季は「スーパーホワイト」と呼ばれる純白をベースにする。

 今季は20年ぶりリーグ制覇が期待されたが、早々に優勝争いから脱落。CS進出も絶望的な状況となっている。球団は中長期的な視点で巻き返しを図るべく、福良監督の来季続投を決定。真っ白に輝く新しい「勝負服」には、チームがまっさらな気持ちで再スタートを切るという意味が込められている。白星への強い気持ちも含まれているようだ。

 外見だけでなく、機能性でも向上が図られている。ズボンは耐久力がアップしながら軽量化にも成功。福良監督は「スキのない、相手のスキを突く野球」を理念に掲げており、上位進出に武器となる機動力をサポートする。また練習ウエアも機能性を求めてリニューアル。福良オリックスが「衣替え」し、再び頂点にチャレンジする。