中日ラウル・バルデス投手(38)が3回に広島打線に捕まり、今季7敗目を喫した。

 0-0で迎えた3回1死満塁。広島2番菊池の打球を遊撃のルーキー阿部の失策で先制点を失うと、鈴木に27号2ランを浴びるなど一気に広島の勢いにのみ込まれた。打者一巡の猛攻で1イニング6点を失った。5回を8安打6失点(自責点2)。バルデスは「調子自体はそんなに悪くなかったけど、打たれた球は高めに浮いてしまった」と肩を落とした。