阪神は1試合3発の本塁打攻勢で快勝。4カ月ぶりの3発快勝を喜んだ金本知憲監督のコメント。

 「セ・リーグで一番ホームランが少なかったうちらしくないというかね。ジョンソンから1発攻勢で勝つのは不思議な感じ」。

 昨年の初対戦から6連敗していた天敵左腕ジョンソンから1番北條、2番上本がソロ。最後は3番高山がジャクソンをとらえ、1発で全4得点をたたき出した。「ジャクソンもいい真っすぐを投げる。来年に向けて1発でも勝てるというか、振る力、速い球に負けないところを見せてくれた」。

 最下位中日とは1・5ゲーム差。とにかく、最下位だけは避けたい?「言いたくないけど、そう思っている」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─藤浪は制球が安定し3四球

 金本監督 四球が3つで、いつもの晋太郎より少ないのは大きかった。真っすぐで三振が取れていたし、差し込むというか、押し込むストレートに見えた。来年のことを考えたら、このまま終わるのといい投球をして終わるのでは違う。

 ─ようやく本来の投球

 金本監督 岩貞の調子がいいことが刺激になってるんじゃないかな。仲いいから。負けられないとか意識すべきだと思うしチーム内の競争でね。10勝行ってないもん同士だけど、そういう気持ちもあって欲しい。

 ─試合前選手にカツ

 金本監督 2日間試合がなかったら、体のキレが落ちてくる。打席に入る前、しっかり振るようにとね。