阪神が今季初の5連勝で4位に浮上した。1点を巡るシーソーゲームになり、8回には1点を追う展開になったが、荒木の右翼線への同点適時二塁と梅野の中前適時打で2点を奪い、逆転に成功した。若手が活躍して粘り勝ち。

 金本知憲監督(48)は「いまさらですけど、こういう戦いをもっと早い時期にできていればまたムードも違ったかなと思います。これはしょうがない。結果なので、僕が悪いです」と振り返った。今季のヤクルト戦を五分でフィニッシュ。今年、セ・リーグでの対戦で負け越したのは広島と巨人になった。残り2試合は甲子園での巨人戦。指揮官は「今年、甲子園で勝っていない。完全に消化試合ですけど、こうやって来てくれるお客さんのためにも本当にいい試合をしたい。できれば勝ちたい」と前を向いた。