巨人は1発病が克服できず、クライマックスシリーズ(CS)の敗退危機に立たされた。ファーストステージ開幕戦のDeNA戦で2度のリードを奪いながらも、6回に警戒していた筒香に逆転2ランを浴びるなど計3被弾で散った。ペナント中から“7連敗”となりDeNAアレルギーは顕著。現行のプレーオフ導入後、黒星発進からファイナルに進出したのは06年のソフトバンク、09年の中日だけ。崖っぷちからの奇跡に挑むことになった。

 巨人沢村(9回に登板して2失点)「1点ビハインドだったので無失点だったら(勝敗が)まだ分からなかった。また頑張ります」