創価大が流通経大に連勝して勝ち点を奪い、2季ぶり43度目のリーグ制覇を果たした。

 今秋ドラフト1位候補の田中正義投手(4年=創価)は、10-4の9回無死満塁から3番手で登板。押し出し四球と犠飛で2点を返されたが、後続を三振、中飛に抑えた。

 23年連続の優勝を決めても喜びを爆発させることはなく、胴上げもなかった。ドラフト前最後の登板を終えた田中は「優勝できたことは良かったけど、日本一に向けてこれからもっと厳しい戦いが待っている」と、関東地区大学選手権(31日開幕、横浜)へ気を引き締めた。