ソフトバンクの3年連続日本一の夢は消えた。工藤公康監督のコメント。

 「選手は死力を尽くして、戦ってくれた。すべてを出して、結果として負けたということ。日本ハムさんは強かった。悔しい思いでいっぱいだ」。

 シーズン同様に投打がかみ合わず「僕の力不足が一番だと思う。勝てるゲームはたくさんあった。采配を振ることでミスもあった。反省して来年に生かしたい」。

 日本ハムの逆転優勝を許し、批判的な論調が噴出した。

 「いろんな見方がある。プロの世界は結果がすべて。俺は責任を取らないといけない立場だから」。

 「勝ったチームが強い。追いかける立場になったことを自覚して、やることが大事だ」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─摂津を3回であきらめた

 工藤監督 彼の一番いいところはコントロールやカーブ。初回はうまくいったが、2、3回はボールが浮き出した。カウントも取れず、ストレートを狙われたので、早めの継投にした。

 ─東浜も連投の中で力投したが

 工藤監督 リリーフ陣は苦しい中で、よく投げてくれた。結果よりも、それだけ投げてくれたというのが僕の中で大きい。

 ─最終回に大谷が登板したが、どんな思いで見ていたか

 工藤監督 バッターボックスの選手たちを、逆転を信じて、見ていただけ。