ノーモア真中監督-。日本野球機構(NPB)は、今日20日に開催されるドラフト会議の抽選で使用する外れクジを、混乱防止のために白紙に変更することが19日、分かった。

 昨年は明大・高山に対して、阪神とヤクルトが1位指名。ヤクルト真中監督が「ドラフトマーク」を当たりと勘違いして、ガッツポーズを決めた。ところが生中継のテレビインタビューに応じた後に一転、本当の当たりクジは金本監督が引いていたことが判明した。

 今年のドラフト会議も創価大・田中ら複数選手の1位指名競合が予想される。今年は外れクジは完全な白紙として、当たりくじには従来通り、左側に「ドラフトマーク」、右側に「交渉権確定」の文字を明記。興奮状態のクジ引き役が見ても一目瞭然で、より分かりやすい形に変更することになった。