外れ1位で桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)を引き当てたロッテの伊東勤監督(54)は、興奮気味に喜んでいた。

 1位指名で5球団競合の創価大・田中を外したが、再入札で再び5球団競合の佐々木をゲットした。

 佐々木も1位指名での競合が予想されていたが、最初の入札では指名がなかった。外れ1位で指名、獲得でき、伊東監督は「フタを開けたら、どの球団も(1位で)佐々木君がなく。1番は、(山室)社長が引いてくれたラッキーですが。(外れ1位で)佐々木君を競合できたのは大きかった。外れとは見ていなかった。(田中と)2分する即戦力の投手。甲乙付けがたかった」と話した。