ソフトバンクはドラフト会議で創価大・田中正義投手を1位指名、5球団競合の末に交渉権を獲得した。工藤公康監督はクジを引いた右手で激しくガッツポーズ、ドラフトの超目玉右腕の指名に成功した。

 「ビックリしたのと、良かった思いで足が震えた。頭がパニクってます」。

 「日本一の投手なので、行こうと決めた」。「1/5の確率なので、自分でも信じられない」。

 不安材料は痛めた右肩の状態だったが、「1カ月休んだが、1月で投げられるのは疲労性のものではないか。故障で何カ月も投げられなかったわけではない」と問題なしと判断。

 「腕の振りよりもボールが速く感じる。技術を持った投手だと思った。開幕投手を目指すぐらいの気持ちでがんばってほしい。それぐらいの力がある」と最大限の表現で期待を寄せた。

 「ビックリしたのと、良かった思いで、足が震えた。腕の振りよりも、ボールが速く感じる。開幕投手を目指すぐらいの気持ちで頑張ってほしい。それだけの力はある投手」。