日本シリーズ初登板となった新人の日本ハム加藤貴之投手(24)は、わずか45球でマウンドを降りた。

 1回に広島鈴木に先制打を浴び、2回も田中に四球を与え、1死満塁としたところで降板した。2番手のルイス・メンドーサ投手(32)がこのピンチをしのぎ、失点は1だったが「全力で投げにいったんですけど、こういう結果になってしまい残念です。ストライク、ボールがはっきりしていて、テンポの悪い投球になってしまいました。ブルペンの皆さんに迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、悔しいマウンドになった。