社会人野球日本選手権は6日、準々決勝4試合が行われ、4強が出そろった。

 第3試合では、大阪ガス(大阪)の猿渡真之投手(23=飯塚)が鷺宮製作所(東京)を相手にノーヒットノーランを達成し、3-0で快勝。前日のJR西日本(広島)の加賀美希昇投手(28=元DeNA)に続いて2日連続、大会史上3人目の記録となった。

 第1試合では日本通運(埼玉)が今夏の都市対抗を制したトヨタ自動車(愛知)を3-2で下し4強一番乗り。第2試合は王子(愛知)がパナソニック(大阪)を3-1で破った。第4試合ではヤマハ(静岡)が初回に5点を先制。9回に1点差に迫られたが、逃げ切ってJR西日本を下した。

 準決勝は7日に日本通運-王子、大阪ガス-ヤマハの組み合わせで行われる。