国内フリーエージェント(FA)権を行使し、他球団移籍を目指している日本ハム陽岱鋼外野手(29)が最終結論を出すことが近いことを示唆した。

 29日、都内ホテルで開かれた「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に出席。2年ぶり4度目でパ・リーグ外野手部門で選出され、その式典後に今後の見通しを明かした。決断を出すメドは「ゆっくり考えます」としたが「12月半ばくらい」に設定。現在は代理人を通じて、興味を示しているオリックスと楽天などと交渉している段階とみられる。30日に再度、台湾へと帰郷し再度、本格的な絞り込みへと入る。日本ハム退団は確実で、再来日時は移籍先となる新天地での入団発表となることが濃厚だ。