東都大学リーグで通算24度の優勝を誇る中大の秋田秀幸監督(61)が今年限りで退任し、新監督として巨人阿部らを育てた清水達也コーチ(52)が復帰することが1日、分かった。

 清水コーチは中大卒業後、河合楽器を経て、99年に監督に就任。04年秋には同大25年ぶりとなる優勝を飾った。監督、コーチを歴任し、巨人阿部、亀井、沢村、楽天美馬ら多くの選手をプロへ輩出してきた。08年にコーチとなってからも野球部を支えてきたが、このたび監督として復帰することになった。元中日の秋田監督はコーチを経て12年に就任した。今春は11年秋以来9季ぶりの入れ替え戦を経験。青学大に勝ち越して1部残留を決めたが、秋は5位に終わった。