法大で東京6大学リーグ史上最多の48勝を挙げ、今年1月に野球殿堂入りした山中正竹氏(69)の「殿堂入りを祝う会」が2日、都内のホテルで開かれた。来賓にはソフトバンク王貞治球団会長、法大OBの山本浩二氏、前巨人監督の原辰徳氏、侍ジャパンの小久保裕紀監督と、WBCの日本代表監督が勢ぞろい。約1000人が出席して盛大に行われた。

 選手として、指導者として、そして球団のフロントとして球界に身をささげてきた山中氏は「野球に明け暮れ、野球とともに生きてきた。学びに限界はなく、今も道の半ばです。微力ではありますが、これからもスポーツと野球の発展のために尽くしていきたい」と謝辞を述べた。