日本ハム大野奨太捕手(29)が5日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸4500万円からアップで更改した。

 109試合に出場し、98試合で先発マスクをかぶり、投手陣を好リード。盗塁阻止率はリーグ3位の3割1分で、打率は2割4分5厘だった。選手会長兼主将として、10年ぶりの日本一達成をけん引。「『日本一になったのはお前のおかげ』の言葉だけでうれしかった」と、球団からの評価に喜んだ。

 「日本一になったことで、1人1人が試される。決して油断することなく、今年以上の成績を残すと自覚してやってほしい」と、連覇への覚悟を示していた。(金額は推定)