来年3月のWBCで、日本ハム大谷翔平投手(22)の二刀流に、心強いサポートがつくことが6日、分かった。二刀流の調整を熟知する日本ハムのトレーナーが、侍ジャパンに同行。逐一状態を確認し、体のケアや助言を行う方向だ。

 侍ジャパンの公式トレーナーではないため、球場内でコンタクトを取ることはできないが「練習中はおかしな動きがないか見守っています」(球団関係者)。外から状態を把握、グラウンドを離れれば普段通りのケアもできる。これまでも日本代表招集の際は、日本ハムはトレーナーを派遣してきたが、投打での活躍が期待されるWBCではさらに大きな存在になる。

 5日の契約更改交渉では、来オフ以降、ポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦することも容認された。WBC本大会には多くのメジャー関係者が押し寄せることが確実。世界が注目する舞台に、万全のバックアップ体制で臨む。