広島の新入団選手発表が13日、広島市内のホテルで行われた。ドラフト6位のつくば秀英・長井良太(17)は、元エースのドジャース前田健太投手(28)への憧れを口にした。

 壇上で最後にマイクを握ると「前田健太投手のようなチームに必要とされる投手になりたい。実力もまだまだプロにほど遠いと思っていまので、1日でも早く1軍に上がれるようにやっていきたい」と意気込みを語った。

 高校1年秋から本格的に投手に転校し、2年夏に149キロを継続するなど成長中の本格右腕。故郷の味に「母の卵焼き。自分の中でうまいと思っている」とほほ笑む17歳は、「チームのエースと言われるくらいの投手になりたい」とメジャーリーガーがたどってきた成長軌道を思い描いている。