ソフトバンクの五十嵐亮太投手が13日、ヤフオクドームで契約を更改し、2年契約の最終年となる来季を現状維持の3億5000万円プラス出来高払いでサインした。

 37歳の中継ぎ右腕。今季は33試合の登板にとどまり、防御率3・62と不調に終わった。「自分のイメージとまるで違うシーズン。悔しさを忘れずにやる」とプロ20年目の来季へ雪辱を誓った。

 チームの最年長となるベテランは、11月にメキシコでのウインターリーグに参加してプロでは経験がない先発も務めた。「長い回を投げることでいろいろな自分を試すことができた」と手応えを口にし「けがなどで先発がいなかったら、真っ先に手を上げようかな」とプロ初先発やロングリリーフにも意欲を示した。(金額は推定)