【日本ハム藤森海斗】同期4人1軍デビューに「悔しいですし、早く1軍に行きたい」

根室発、高知経由、鎌ケ谷…時々、北海道行き-。日本ハムのドラフト5位ルーキー藤森海斗捕手(19)が、1軍デビューを目指し、2軍で奮闘しています。ファーム・リーグでは打率2割8分4厘(5日時点)と上々です。北海道・根室生まれで中学から高知の明徳義塾で6年過ごし、北海道の球団に“里帰り”入団。現在は2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷での生活がメインだが、1軍本拠地北海道でのプレーを目指し、日々、攻守ともに磨きをかけています。

プロ野球

★藤森選手が語った主な内容

  • 入寮時77キロから91キロへ 急成長の体づくり
  • 「打てるキャッチャー」へ 1軍投手の違いを実感
  • 同期4人に先を越された悔しさと切磋琢磨の思い

◆藤森海斗(ふじもり・かいと)2007年(平19)6月27日、北海道生まれ。小学1年から野球を始める。中学から明徳義塾に進学。高校では2年夏、3年春に甲子園出場。3年夏は高校日本代表に選出され、U18W杯で準優勝に貢献。25年ドラフト5位で日本ハム入り。176センチ、91キロ。右投げ左打ち。背番号57。目標は捕手で首位打者。

8月15日、ファームヤクルト戦の2回、安打を放つ日本ハム藤森海斗(撮影・黒川智章)

8月15日、ファームヤクルト戦の2回、安打を放つ日本ハム藤森海斗(撮影・黒川智章)

見違えるように大きくなった体

藤森は、エスコンフィールドで行われた8月15日の2軍ヤクルト戦では、父塁さんが見守る中「7番捕手」でフル出場。4打数2安打、リードでも二刀流の柴田らを好リードし、勝利に導いた。ファームでの取り組みを続け、課題も見えてきた。

「打率とか結果につながってきた部分はあるのですが、長打が少ない。体もできてきて、打球スピードもスイングスピードも上がってきている中で、長打が打てないのは、技術不足もある。もう少し改善できたら」

8月15日、ファームヤクルト戦の4回、安打を放つ藤森(撮影・黒川智章)

8月15日、ファームヤクルト戦の4回、安打を放つ藤森(撮影・黒川智章)

2月のキャンプ中に比べると見違えるように体が大きくなった。背後から見ると練習着の上からでも上半身の逆三角形が際立ち、下半身も臀部(でんぶ)から太ももにかけ、しっかり筋肉がついてきた。

「今の体重は91キロです。(1月に鎌ケ谷の)入寮時は77キロです。筋量もだいぶ増えました。球団から出されたウェートのメニューをずっとやっていたら、大きくなりました」

8月15日、送球練習する藤森(撮影・黒川智章)

8月15日、送球練習する藤森(撮影・黒川智章)

「目指すは打てるキャッチャー」

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1973年7月生まれ、茨城県水戸市出身。水戸第一、早大卒。06年、北海道日刊スポーツ新聞社入社。09年からコンサドーレ札幌担当を8年務め2度のJ1昇格を経験。17年からアマ野球担当、23年から日本ハム担当。
中学まではサッカー、両親が指導者だった影響で高校、大学はフェンシングに励み00年富山国体出場。パリ五輪フェンシング団体金メダルメンバーの永野雄大選手は従兄弟の長男。
学生時代までは野球とほぼ縁のない人生だったが、中1で初めて後楽園球場での巨人阪神戦に連れて行ってもらい、財布を落とす。岐阜県恵那市の方が神田の警察署に届けてくださり、2000円ほど入った財布を、倍以上の交通費をかけて、水戸から東京まで受け取りに行った苦い経験あり。