中日福谷浩司投手(25)が13日、日本サッカー協会主催「夢の教室」の先生役を務めた。

 愛知県小牧市の米野小学校で、子どもたちと体を動かしたあと、自身の経験を振り返る授業に望んだ。慶大では理工学部で電子工学を専攻していた秀才右腕。だが、初めての教壇では理詰めではなく、丁寧に心を込めて子どもたちに訴えかけた。強調したのは「自分は変われる」ということ。「一番伝えたかったことを考えてきた。子どもたちが参加する姿勢を示してくれたので、よかったです」と笑顔で振り返った。