初の大台!広島野村祐輔投手(27)が16日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、今季年俸5200万円から4800万円アップの1億円でサインした。

 今季は先発の柱として16勝3敗で初の最多勝、最高勝率の2冠に輝いた。左のジョンソン、右の野村として広島の25年ぶり優勝に大きく貢献。ベストナインや侍ジャパンに選ばれるなど、球界を代表する投手へと成長した。プロ5年目を終えて、初の大台突破となった。野村は会見で「(1億円は)1つの目標だったのでうれしく思います」と喜びを語った。

 来季は黒田博樹氏(41)が抜けた先発の大黒柱として期待され、先発投手のキャプテンにも就任した。「今年はマツダスタジアムで胴上げができていないので、来年はマツダスタジアムで胴上げができるようにしたい。イニング数が150くらい(152回2/3)だったので、それをもっと投げられるようにやっていきたい。チームの先頭に立ってやりたいので、もっともっとやらないといけない」。主戦の自覚を口にした。(金額はすべて推定)