ソフトバンクのドラフト1位田中正義投手(22=創価大)が9日、福岡・筑後市のファーム施設で入寮式を行い、午後から新人合同自主トレに参加した。

 新人10人の中でただ1人の大学生。残りはすべて高校生とあって、体つきが1人だけ違っていた。「同期入団なので、先輩風は吹かしたくない。いい見本になるようにとは思っています」と話した。

 キャッチボールでは「6、7割」と話したが、伸びのある球を投げた。100人を超すファンに見られながらの練習に「野球で結果を残すことも大事だが、ファンの方によろこんでいただくのもプロの仕事のひとつなのかなと感じました」とプロ野球選手になったことをあらためて実感していた。